jmiller-woods-could-win-six-or-eight-events_Catch(ゴルフチャンネル電子版のキャプチャ画像)

タイガー・ウッズのツアーへの復帰予定が公表されると同時に、アメリカメディアやSNSなどで反応は大きくなるばかりです。

世界のゴルフの歴史において、もっとも貢献していると言っても過言ではないほど、大きな影響力のあるタイガー・ウッズですが、一時は現役続行も危ぶまれただけに、そのリアクションは大きくなるばかりです。

タイガー・ウッズの復帰の予定が明らかになると、次に関心が移るのはタイガー・ウッズは再びツアーで、メジャーで勝てるのだろうかという点となります。


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タイガー・ウッズが最後に優勝したのは2013年のWGC-ブリヂストン・インビテーショナルまで遡ることになります。

この優勝はタイガー・ウッズにとって、サム・スニードの持つPGAツアー歴代1位の82勝に3勝に迫る、歴代2位の79勝目となりました。

そしてメジャートーナメントの優勝となると、さらに時間を遡ることになり、2008年の全米オープンで、メジャーの優勝回数では歴代1位のジャック・ニクラスの18勝に続く14勝となっています。

32歳の時点で14勝目を上げたときには、ジャック・ニクラスの記録を更新することは容易いことのように思われましたが、プライベートの問題などもあり、停滞してしまいました。

今後のタイガー・ウッズに期待されるのは復活の優勝で、勝利数をさらに積み上げることができるかどうかに注目が集まることになります。

そのタイガー・ウッズの今後についてPGAツアー25勝、メジャー2勝のジョニー・ミラーがアメリカのゴルフチャンネルの番組内で電話インタビューに答え、これから6勝から8勝することが可能ではないかとの見解を示しています。

“His iron game has been great. There’s nothing wrong with his iron game,” Miller said on “Morning Drive.” “If his driver, forget maybe trying to kill the ball off the tee. If he can just put it in play and let his irons do the talking, obviously he’s a great putter and a phenomenal competitor.”

「彼のアイアンショットはとても素晴らしい。彼のアイアンに関して悪いところはない。もしドライバーで以前のような飛距離を出せなくなっていたとしても、ボールを一定のゾーンにおくことができれば、アイアンで何とかすることができるし、パターは素晴らしいため素晴らしい競争力を持つ選手となる」

“If he’s going to come back and play some kind of a schedule, you cannot count Tiger Woods out. Talent always comes to the surface if you give it a chance,” Miller said. “They always say a great fighter, a boxer, always has at least one more great fight in him, and I think he has more than one great fight. I really pick him to win six or eight tournaments in the second career, at least. That’s my feeling.”

「彼が無事に復帰し、幾つかの出場予定をこなすことができるとするなら、タイガー・ウッズを見過ごすことはできない。チャンスが与えられれば、才能は表面化するようになっているからだ。」
「偉大なファイター、ボクサーには、少なくとももう一つの偉大な戦いが残っていると言われるが、私はタイガー・ウッズはそれが一つにはとどまらないと考えている。私は彼がこのセカンドキャリアにおいて、少なくとも6勝から8勝できると感じている。」

タイガー・ウッズはフルシーズンを戦ったのは2013年シーズンが最後となります。

2013年は16試合に出場し優勝5回、2位1回、トップ10が8回、トップ25が10回で、賞金855万3439ドルを稼ぎ賞金ランク1位となりました。

今年の中頃から導入されたストロークスゲインドのスタッツを見ると、その原動力となったのがアプローチショットでした。

ストロークスゲインドはツアーの平均的な選手よりもどれだけ優れているのか、劣っているのかをストロークス数で示すスタッツで、優れていればプラス、劣っていればマイナスとなります。

そのタイガー・ウッズの2013年のストロークスゲインドのスタッツは以下のとおりとなっています。

SG:OFF-THE-TEE -0.142(127位)
SG:APPROACH-THE-GREEN +1.533(1位)
SG:AROUND-THE-GREEN +0.247(32位)
SG:PUTTING +0.426(23位)
SG:TEE-TO-GREEN +1.637(2位)
SG:TOTAL +2.064(2位)

1ラウンドでどれだけフィールド平均を上回ったかを示すストロークス・ゲインド・トータル(フィールドの平均との差)は+2.064となっていて、平均的なプレイヤーより1ラウンド平均で2ストローク優れてプレーすることができていたことになります。

その内訳はショットが+1.637(2位)、パットが+0.426(23位)となっていて、ショットが大きな原動力となり、高いレベルでパターもバランスがとれていたことになります。

ショットの中でも一番貢献度が高かったのは30ヤードを越えるアプローチショットでした。

30ヤードを越えるアプローチショットのスコアへの貢献度(SG:APPROACH-THE-GREEN)は+1.533(1位)と、スコアを伸ばすことができていた一番の要因となっています。

それに次ぐのがパターで、パッティングのスコアへの貢献度(SG:PUTTING)が+0.426(23位)、続いてショートゲームのスコアへの貢献度(SG:AROUND-THE-GREEN)で+0.247(32位)となっています。

唯一足を引っ張っていた部門が実はティーショットでした。

ティーショットのスコアへの貢献度(SG:OFF-THE-TEE)は-0.142(127位)と平均を下回り、マイナスとなっています。

ドライビングディスタンスが293.2ヤードで49位と、以前ほどの飛距離ではなくなり、さらにツアー全体の平均値も上がっているため、大きなアドバンテージではなくなり、フェアウェイキープ率も62.50%で69位と、平均レベルにとどまっています。

さらにフェアウェイを外したときの曲がり幅を示す”DISTANCE FROM EDGE OF FAIRWAY “は30’2″で155位となるなど、大きく曲げることが多かったため、ティーショットが足を引っ張るかたちになっていました。

このようなスタッツを見ると、ジョニー・ミラーのティーショットの飛距離がなくても、アイアンとパターでカバーし、勝つことができるのではないかとの見解、予想はうなずけるものがあります。

タイガー・ウッズが復帰後にどのようなプレーを見せてくれ、どのようなスタッツを示すのか今後も注目していきたいと思います。

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