タイガー・ウッズはプロ転向の1996年以来ナイキとの契約を継続し、その間に4大メジャー14勝、PGAツアーでは79勝という世界のゴルフシーンに消えることのない実績を残しました。

タイガー・ウッズとナイキは切っても切れないほどの関係でしたが、ナイキがシューズやウェアなどのゴルフに関するアパレル事業は継続するものの、用具事業から撤退することになり、用具の変更を迫られることになりました。


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ナイキはタイガー・ウッズを中心にゴルフ事業を展開し、ブルームバーグによるとピークとなった2013年にはゴルフ部門の売上が7億9200万ドル(約792億円)になったのですが、その後急速に売上をおとし2016年5月期には7億600万ドル(約710億円)と11%超の売上の減少に直面しています。

2014年以降にタイガー・ウッズが故障と手術を繰り返し、出場する試合でも低迷するのと時を同じくして、ナイキの売上も衰退しています。

2013年にはマキロイがナイキと契約を結んだものの、タイガーのような売上の起爆剤とはなりませんでした。

タイガー・ウッズはナイキと19歳の時に5年4000万ドル(約40億円)の大型契約を結び、さらに2001年に5年1億ドル(約100億円)で契約延長をします。

2006年に2013年までの契約延長をしましたが、サインした時点でメジャー12勝、PGAツアー54勝を挙げていましたので、さらに大型の契約となったことが確実です。

2013年の契約延長に関しては契約期間と金額ともに明らかになっていません。
 
タイガー・ウッズはナイキの事業撤退を受けて自身のTwitterで以下のようにコメントを出しています。

クラブ、ボール、バッグなどのイノベーションとハードワークに感謝をしたうえで、ナイキチームのおかげで「バラタ・カバーの糸巻きボール」を絶滅させることができ、グランドスラムに勝つことができた、と感謝のメッセージをタイガー・ウッズはツイートしています。

そして、アメリカのGolf Weekは以下のようにナイキとタイガー・ウッズの関係について書いています。

Woods, who has won 14 majors, has been with Nike since turning pro in 1996. The extinction comment refers to the old wound balata ball that Woods ditched for the new solid-core Nike Tour Accuracy ball that he put into action at the Deutsche Bank-SAP Open in May 2000 and never looked back. He would use Nike balls from there on out. Woods, who played Titleist equipment in his early pro years, switched to a Nike driver in February 2002 and moved to Nike irons at the end of 2002.

タイガー・ウッズがプロに転向した1996年以降ナイキを使い続けていることを伝えて、その後そしてタイガー・ウッズがTwitterでコメントしたボールにことについて解説を加えています。

この記事によるとタイガーは2000年5月にナイキのソリッドコアのボールに変更し、それ以降はナイキのボールを使い続け、2度と糸巻きボールを使用することは無かったとのことです。

プロ転向後初期はタイトリストのクラブを使っていたが、2002年2月にナイキのドライバーに変更し、さらに2002年の終わりにはアイアンもナイキのものに変更したと、GOLF WEEKはその変遷を伝えています。

気になるのはツアーを復帰を目指しているタイガーが、どのメーカーのクラブを使用することになるのかということです。

そのことについてはゴルフチャンネルの電子版が以下のように伝えています。

According to Woods’ agent, Mark Steinberg, Woods’ apparel and footwear will continue to be provided by Nike in the wake of this latest announcement. His equipment, however, is now up in the air.
“Clearly he and I need to be thinking about a change on the hard goods side,” Steinberg told GolfChannel.com via phone. “He and I have discussed at length the plan for that, and feel comfortable with what we’re going to do going forward. But clearly, there’s likely to be a change.”

タイガー・ウッズの代理人であるマーク・ステインバーグ氏によると、タイガーはウェアとシューズに関しては引き続きナイキを使用するものの、クラブについてはこれから検討することになり、確実に言えるのは変更することになるというものです。

ブルームバーグは、「ナイキの最大ライバルである独アディダスも利益の足かせとなっているゴルフ事業から手を引きつつあり、テーラーメイドやアダムス・クラブなどのゴルフ用具事業の大半の買い手を探している」と伝えるなど、ゴルフ業界自体が苦しんでもいます

腰の手術からの復帰のメドも明らかになっていないタイガー・ウッズですが、いまだ人気と知名度ではNO.1と言えるタイガー・ウッズがどのメーカーを選び、契約を結ぶのか注目されます。

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