タイガー・ウッズはこれまでPGAツアーで79勝、メジャー14勝を上げ、PGAツアー通算勝利数ではサム・スニードの82勝、メジャーではジャック・ニクラウスの18勝に次ぐ歴代2位の勝利数を上げています。

現役プレイヤーではフィル・ミケルソンの42勝、ビジェイ・シンの34勝、デービス・ラブ3世の21勝、アーニー・エルスの19勝、ジム・フューリックの17勝を大きく引き離しての圧倒的な1位となっています。

そのタイガー・ウッズがいかにプレイヤーとして傑出しているかは、その勝利数のみならず勝率においても知ることができます。


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CBSスポーツのカイル・ポーター(Kyle Porter)氏が、2016年7月6日時点での記事で、現役のPGAツアープレイヤーで10勝以上を上げている選手の勝率を

  • Tiger Woods: 79 wins in 324 events — 24.2 percent
  • Phil Mickelson: 42 wins in 542 events — 7.75 percent
  • Vijay Singh: 34 wins in 584 events — 5.82 percent
  • Davis Love III: 21 wins in 733 events — 2.86 percent
  • Ernie Els: 19 wins in 420 events — 4.52 percent
  • Jim Furyk: 17 wins in 551 events — 3.09 percent
  • David Toms: 13 wins in 607 events — 2.14 percent
  • Adam Scott: 13 wins in 259 events — 5.02 percent
  • Zach Johnson: 12 wins in 330 events — 3.64 percent
  • Justin Leonard: 12 wins in 583 events — 2.06 percent
  • Steve Stricker: 12 wins in 459 events — 2.61 percent
  • Dustin Johnson: 11 wins in 194 events — 5.67 percent
  • Rory McIlroy: 11 wins in 111 events — 9.91 percent
  • Jason Day: 10 wins in 184 events — 5.43 percent

タイガー・ウッズは324試合で79勝を上げていて、その勝率は24.2%となっています。

現役2位の勝率となっているロリー・マキロイが9.91%(111-11)、同3位のフィル・ミケルソンが7.75%(542-42)、同4位のビジェイ・シンが5.82%(584-34)、同5位のダスティン・ジョンソンが5.67%(194-11)、同6位のジェイソン・デイが5.43%(184-10)となっています。

2位となっているロリー・マキロイの9.91%も素晴らしい数字なのですが、タイガー・ウッズは10.00%という二桁パーセンテージを越えるだけにとどまらず20%台半ばを叩き出しています。

さらに特筆すべきは、この勝率が2014年以降の故障と低迷を繰り返した末の数字であることです。

今年はプレーが全くできていませんが、2014年から2015年にかけて18試合に出場しています。

そのため腰の手術前の時点では306試合で79勝を上げたことになり、その勝率は25.82%となり4試合出場すれば1勝するという驚異的なペースをキャリア全体で成し遂げていたことになります。

タイガーのシーズン別の最高勝率は2008年の66.67%(6-4)ですがPGAツアーメンバーの規定試合数である15試合に達していませんので、これをキャリア最高としにくいものがあります。

15試合以上にに到達しているシーズンでは2000年に45%(20-9)で、それに続くのが2007年の43.75%(16-7)、1999年の38.09%(21-8)となります。

特に2000年の成績は傑出していて出場20試合で優勝9回、2位が4回、トップ10が17回、トップ10を外した3回も11位、18位、23位とトップ25はキープしています。

今のトッププレイヤー達にとってプレッシャーとなっているのは、このタイガーのような圧倒的な強さをメディアやファンから求められてしまうところで、少し優勝できないと不振、スランプと表現されてしまうことです。

ただ、タイガー・ウッズのような勝率で勝てる選手が今後現れるかどうかも定かではないレベルであることを認識しておくことは重要ではないかと考えられます。

ジャック・ニクラスは1986年が最後の優勝で、その翌年以降に126試合に出場しています、その126試合を除外しても勝率は14.71%(469-73)となりますので、タイガー・ウッズが極めて異例の勝率で優勝回数を重ねてきたことがわかります。

時代背景が違うという事情はありますが、どちらにしてもタイガー・ウッズのような圧倒的な成績をこれからのプレイヤーたちに求めるのは非常に酷なことと言えそうです。

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