タイガー・ウッズは復帰戦で23位フィニッシュ!ファーマーズインシュランスオープン2018の結果速報

タイガー・ウッズがPGAツアーへの復帰戦としてファーマーズインシュランスオープンに2年連続で出場します。

全米オープンも含めるとトーリーパインズでは8回優勝するなど、タイガー・ウッズの得意コースの一つでの復帰戦となります。

自身の財団が主催する2017年12月のヒーロワールドチャレンジで、電撃的に競技ゴルフに復帰し、少ない人図のフィールドではありますが、トッププレイヤーが揃う中で9位タイでフィニッシュしています。

今年はツアーへのフル参戦をする意向を明かしているタイガー・ウッズの注目の復帰戦となるファーマーズインシュランスオープン2018の全ラウンド速報です。

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ROUND1(84位T):復帰戦の初日は3バーディ、3ボギーのイープンに

タイガー・ウッズの初日はパトリック・リード、チャーリー・ホフマンとの組み合わせで、サウスコースの1番ホールからのプレーとなりました。

タイガー・ウッズの第1ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Famers Insurance Open 2018_Tiger Woods_R1

今日は3バーディ、3ボギーのイーブンパーでプレーを終え、首位とは7打差の84位タイでプレーを終えています。

1番パー4でボギーを叩き、5番パー4ではバンカーを渡り歩いてボギーと、出だしの5番ホールまでで2オーバーまでスコアを落とします。

しかし、6番パー5は307ヤードのティショットでフェアウェイをキープし、残り248ヤードから2オンに成功します。15.9mのイーグルパットは惜しくも決まりませんでしたが、タップインバーディでバウンスバックします。

イーグルパットの動画です。

その後、折り返してすぐの10番パー4ではファーストカットからの残り132ヤードのセカンドで、あわやチップインイーグルという素晴らしいショットでバーディを奪いイーブンパーまで戻します。

その際のショットの動画です。

スコアを伸ばしたい13番パー5では2打目で残り97ヤードのフェアウェイにレイアップしますが、3打目をグリーン右のバンカーにいれてしまいます。そこから1mにしっかりと寄せたのですが、これを決めきれずボギーで再び1オーバーに後退します。

しかし、16番パー3ではあわやホールインワンの素晴らしいショットでバーディを奪いイーブンパーに戻します。

その後はスコアを伸ばすことはできませんでしたが、スコアを落とすこともなく、PGAツアー復帰戦の初日をイーブンパーで終えることになりました。

フェアウェイキープ率は57.14% (8/14)で41位タイでしたが、ドライビングディスタンスは314.1ヤードで9位と飛距離は健在であることを示しました。
ただ、ボギーにつながるようなティショットのミスがあった分、大きなプラスとはならず、ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE)は0.763で14位となっています。

パーオン率は66.67% (12/18)で49位タイと良いとは言えない数字でした。10番と16番では素晴らしいショットで楽にバーディを奪いましたが、それ以外では5.7m、6.4m、7.6m、さらに10mを超えるものが複数あり、ピンに絡むようなショットを連発するには至りませんでした。

それを反映してストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH-THE-GREEN)は-0.538で50位にとどまっています。

30ヤード以内のショートゲームは比較的安定していました。ボギーを叩いた1番では3.6m、5番では3.7mを残してしまいましたが、それ以外は1.3m、15cm、1.0mとしっかりとリカバリーしました。
サウスコースはグリーン周りが難しい中で、大きなミスがなくリカバリーしたため、ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND-THE-GREEN)は0.812で18位とまずまずの数字になっています。

今日、足を引っ張ったのがパッティングでした。3つのバーディは基本的にショットで稼いだもので、ミドルからロングレンジのパッティングは決まりませんでした。さらに1.0mのパーパットを外すなどしたため、ストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)は-1.398で59位と下位に沈んでいます。

ショット全体の貢献度を示すストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN)は1.028とプラスにはなっていましたので、グリーン上で停滞した分、出遅れることとなりました。

万全とは言い難い内容ではありましたが、昨年の復帰した時に比較すれば、体への不安を感じさせないプレーぶりーで、完全復活に向けて順調なステップを踏んだ感がある初日のタイガーでした。

4日間プレーするためには、ノースコースでのプレーとなる第2ラウンドで2アンダー以上を出すことが必要になる状況です。パッティングに関してはポアナの影響を受けにくいノースコースのほうが安定する可能性があります。グリーン上上手くアジャストできれば、スコアを伸ばせるだけのショットはありますので、明日に期待したいところです。

まずはPGAツアーの公式戦で4日間のプレーができるように、第2ラウンドにスコアを伸ばしてくれることを願っています。

第2ラウンドのタイガー・ウッズはチャーリー・ホフマン、パトリック・リードとの組み合わせで、サウスコースの10番ホールから、午前9時30分(日本時間1月27日午前2時30分)にスタート予定です。

ROUND2(65位T):ダボ先行も終盤に巻き返し1アンダーで予選通過へ

第2ラウンドのタイガー・ウッズのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。なお、ノースコースのプレーではショットリンクが採用されていないため、距離などのデータは米メディアの情報を元にしています。

Famers Insurance Open 2018_Tiger Woods_R2_1

ダブルボギーが先行する苦しい展開で、前半の9ホールではバーディを一つも奪えず、カットラインが遠い状態でのハーフターンとなりました。

しかし、折り返しすぐの1番パー4で15m前後のロングパットをねじ込んで流れを変えます。

そのロングパットの動画です。

5番パー5では2オンこそならなかったもののグリーン手前のフェアウェイまで運び、素晴らしいチップショットで80cmに寄せてバーディを奪い、スタート時のイーブンパーに戻します。

6番パー4ではティショットを大きく右に曲げ、セカンドではグリーンを捉えられず右のラフに外してしまいます。難しい3打目となったのですが、素晴らしいロブショットでピンに寄せてパーで凌ぎます。

ここでの粘りが次のホールで生きます。1オンが狙える7番ではパー4では、ティショットでグリーン近くのラフまで運び、ここでも素晴らしいショートゲームで90センチに寄せてバーディを奪い1アンダーに伸ばし、予選通過圏内に浮上します。

しかし、8番パー3では軸となっていたショートゲームにほころびがでます。ティショットをグリーン手前のフェアウェイに外し、そこからのアプローチはピンを6mくらいオーバーしてしまい、イーブンパーにスコアを落とし予選通過が危うくなります。

バーディが必須になった9番パー5ではティショットを右に外しますが、視野も開け、ライが悪くなかったこともあり、そこから2オンに成功させます。長い18mくらいのイーグルパットとなりますが、素晴らしいタッチで50センチに寄せてバーディを奪い、1アンダーでホールアウトしました。

フェアウェイキープ率は21.43% (3/14)と乱れ、13番では左のハザードに打ち込みダブルボギーを叩く原因となるなどティショットは安定感を欠いていました。
ティショットが乱れてしまった分、セカンドに負荷をかけることになり、ラフから強力なフルショットを連発しましたが、パーオン率は50.00% (9/18)にとどまっています。

しかし、今日はショートゲームが冴えていて、8番パー3でミスが出た以外は非常に安定していました。それはスクランブリング(パーオンできなかったホールで、パーもしくはバーディであがれた割合)の77.78%(7/9)という数字に反映されています。

ラフからのセカンドが多くなったため、ピンに絡むようなショットは見られず、バーディ4つのうち3つはショートゲーム、もうひとつは15mのロングパットによるものでした。

昨日スタッツが悪かった、パターに関しては15mのロングパットを決めたり、3mのパーパットを沈めたり、悪くない内容でした。

ダブルボギーが先行し、バーディが奪えない重い展開で残り9ホールを迎えた時点では2年連続の予選落ちがちらつく展開でしたが、そこから見事に立て直して予選通過圏内でプレーを終えています。

ドライバーを含めたショットの内容は今一歩で調整段階にあることを感じさせましたが、フルショットを連発するなど体調面で不安を感じさせないことが、何よりも明るい材料です。

早い時間帯からスタートとなりますが、PGAツアー公式戦では久しぶりの4日間のプレーとなります。残り2日間でよりプレーの精度を高めて、自身の財団が主催するジェネシスオープンに向けて状態が上がっていくことが期待されます。

第3ラウンドは2ウェイ3サムとなり、ブラント・スネデカー、サン・カンとの組み合わせで、午前10時10分(日本時間1月28日午前3時10分)に10番ホールからスタート予定となっています。

ROUND3(39位T):ショットは不安定もショートゲームとパターで「70」

第3ラウンドのタイガー・ウッズのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Famers Insurance Open 2018_Tiger Woods_R3_1

4バーディ、2ボギーの70でストローク伸ばして3アンダーとし、首位と39位タイで最終日を迎えることになりました。

ティショットはドライビングディスタンスが309.6ヤードと飛距離は出ていましたが、フェアウェイキープ率は21.43% (3/14)と2ラウンド連続でかなり低い数字に終わりました。

パーオン率も2日連続で50.00% (9/18)にとどまり、ピンチの連続となりました。しかし、それを素晴らしいショートゲームとパターでカバーし、2ストローク伸ばしています。

12番で2.7m、13番で4.6m、18番で3.5mとミドルレンジのバーディパットを決め、10番で3.7m、14番で6.3m、15番で1.8mのパーパットを決めるなどスコアをまとめることができた原動力となりました。

ストロークスゲインド・パッティング(パッティングの貢献度)は3.227とかなり大きなプラスとなり、ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(ショートゲームの貢献度)は1.004と、こちらもフィールド平均を1打近く上回りました。

ティショットの貢献度を示すストロークスゲインド・オフ・ザ・ティーは-0.547、アプローチショットの貢献度を示すストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーンは-1.476と、この2つのカテゴリーで2打近く平均を下回っています。

この数字だけを見れば大叩きしてもおかしくないのですが、グリーンの周り、グリーン上での強さで、2ストローク伸ばすことができました。

ただ、こういったプレーを毎試合続けることは困難ですし、そもそも優勝争いに絡むことは至難の業であることは間違いありません。

それでも、ショートゲームとパッティングは安定していますので、ショットでのアジャストがもう少し進み、バーディパットが増えれば、面白くなることは間違いありません。

調整段階ではあることを感じさせる内容ではありますが、体調面にも問題がなさそうで、試合勘が戻ってくれば、という希望を感じさせるところもあります。

優勝となると厳しいですが、ショットが噛み合ってくれば、トップ10は狙える位置につけています。復帰戦でそのラインを越えて、ジェネシスオープンにつなげる最終日となることを期待しています。

最終ラウンドは松山英樹、フランチェスコ・モリナリとの組み合わせで、午前8時15分(日本時間1月29日午前1時15分)に10番ホールからスタート予定です。

ROUND4(23位T):強風の中、イーブンパーにまとめてトップ25に

最終日のタイガー・ウッズのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Famers Insurance Open 2018_Tiger Woods_R4

今日は4つのバーディを奪ったものの、4つのボギーを叩いてスコアを伸ばすことができませんでした。しかし、フィールド全体がスコアを落とす厳しいコンディションだったこともあり、ホールアウト時点では28位に浮上しています。

さらにスコアを落とす選手が後半に入り増えたため、最終的には23位タイとトップ25フィニッシュとなりました。

ドライビングディスタンスは306.5ヤード、2番パー4では352ヤードのビッグドライブを記録するなど、飛距離は出ていました。ただ、フェアウェイをなかなか捉えることができず、フェアウェイキープ率は3日間連続で21.43% (3/14)にとどまりました。

ただ、距離で稼いだ分でプラスとなり、ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(ティショットの貢献度)は0.341とややプラスになっています。

ティショットは不安定だったのですが、パーオン率は66.67% (12/18)と2打目以降で粘り強くリカバリーしました。
強風の中ではありましたが、高い精度のショットもあり、18番では1.5m、2番では2.0mのバーディチャンスを作りました。他にも3.7m、3.0m、3.1m、1.4mとバーディチャンスをショットで作り出しました。

そのためストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(アプローチショットの貢献度)は2.943と非常に良い数字となりました。

しかし、今日はショートゲームで苦しみ、ボギーを4つ叩くことにつながりました。結果、ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(ショートゲームの貢献度)は-1.604と大きくマイナスになっています。

パッティングは3.7m、4.8mのバーディパットを決めたものの、これ以上の長い距離は一つも決まらず、さらに3.7m、3.0m、3.1m、1.4mのバーディパットを外すなど、昨日ほどには良くありませんでした。

そのため昨日の3.137よりは落ち、0.985とプラスではありましたが、小幅なものとなりました。
ただ、ショット全体ではショートゲーム以外はプラスだったこともあり、ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(ショット全体の貢献度)は1.832とスコアを稼ぐことができ、ショットとパットともにフィールド平均を上回りました。

表面的にはスコアは伸ばせませんでしたが、そのスコア以上の内容だったことは間違いなく、順位を上げることができています。

以前の良い時には大きな隔たりがありますが、長いブランクからの復帰、度重なる腰の手術からの復帰で、難関のトーリーパインズのサウスコースで悪くないスコアを出せたことは大きな前進です。

4日間のスタッツは以下の表のとおりとなっています。

Famers Insurance Open 2018_Tiger Woods_Stats

ショット全体の貢献度を示すストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(ショット全体の貢献度)は2.741で16位、パットの貢献度を示すストロークスゲインド・パッティング(パッティングの貢献度)は1.861で34位と、ショットでやや物足りないものとなりました。

最終ラウンドではアイアンのキレが増してきて、低いフェアウェイキープ率をもろともせずにパーオンし、バーディチャンスを作りました。最終日のようにアプローチ・ザ・グリーンで3.083といったような数字が頻繁にでるようになれば復活優勝も可能性が高まります。

パッティングやグリーン周りのショートゲームの上手さは健在であることを垣間見せてくれました。後はティショットがもう少し安定してくればアイアンショットをリカバリーではなく、チャンスを作ることに使えるようになります。

サビを落としていくような4日間でしたが、腰に不安を感じさせることはなく、ラフからも力強いショットを連発していました。もう少し実践を積み重ねれば「優勝争いをするタイガーの姿を見ることができる」という期待をもたせてくれた4日間でした。

次の出場は2週間のオープンウィークを挟んで、ジェネシスオープンとなる予定です。距離の長いタフなリビエラのためティショットを立て直し、さらに良いプレーを見せてくれることを期待しています。

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