タイガー・ウッズは1打及ばずも2位フィニッシュ!バルスパーチャンピオンシップ2018の全ラウンド結果速報

タイガー・ウッズがバルスパー・チャンピオンシップ2018に出場しています。

2018年はファーマーズ・インシュランス・オープン、ジェネシスオープン、ホンダクラシックとすでに3試合をこなし、この後のアーノルド・パーマー・インビテーショナルにもエントリーするなど、積極的な調整が続いています。

マスターズに向けて、どのように仕上げていくのか注目されるタイガー・ウッズのバルスパーチャンピオンシップ2018の全ラウンド結果速報です。

スポンサーリンク

ROUND1:1アンダーの8位タイ発進

第1ラウンドのタイガー・ウッズはヘンリク・ステンソン、ジョーダン・スピースとの組み合わせで午後12時46分に1番ホールからスタートしました。

タイガー・ウッズの第1ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Valspar2018_Tiger Woods_R1

5バーディ、4ボギーの1アンダーでプレーを8位タイと好位置につけて初日のプレーを終えています。

主要なスタッツは以下のとおりとなっています。

スタッツ Round 1
ティショットの貢献度 -0.197
アプローチショットの貢献度 1.381
ショートゲームの貢献度 1.754
パッティングの貢献度 -0.077
ショット全体の貢献度 2.938
フィールド平均との差 2.861
フェアウェイキープ率 53.85% (7/13)
ドライビングディスタンス 276.1
ロンゲストドライブ 321
サンドセーブ率 — (0/2)
スクランブリング 55.56%
パーオン率 50.00% (9/18)
パーオン時の平均パット 1.444

フェアウェイキープ率が3.85% (7/13)と今一歩で、大きく曲げることも何回かあったため、ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(ティショットの貢献度)は-0.197とマイナスになっています。

パーオン率は50.00% (9/18)と高い数字ではありませんでしたが、17番パー3では50cmにつけたような精度の高いショットが多くあったため、ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(アプローチショットの貢献度)は1.381とプラスになりました。

初日のプレーの軸となったのがショートゲームで、ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(ショートゲームの貢献度)が1.754と大きくプラスになりました。

ティショットではややスコアを落としているものの、それ以降のグリーンまで運ぶショットの精度は高かったため、ショット全体としてはプラスとなり、ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(ショット全体の貢献度)は2.938と大きなプラスになりました。

パッティングに関しては8番で3.9m、10番で3.6mなど良いものもありました。しかし、3パットはなかったものの、7番で2.0m、9番で2.2m、12番で1.5m、13番で2.1mなどを外すなどしました。
その結果、ストロークスゲインド・パッティング(パットの貢献度)は-0.077とプラスマイナスゼロに近い数字となりました。

ただ、パッティングのマイナスは小幅なため、全体としてみればストロークスゲインド・トータル(フィールド平均との差)は2.861と大きくプラスになり、8位タイという好スタートにつながりました。

ROUND2:フィールド平均を「4.287」上回り2位に浮上

第2ラウンドのタイガー・ウッズはヘンリク・ステンソン、ジョーダン・スピースとの組み合わせで午前7時56分に10番ホールからスタートしました。

第2ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Valspar2018_Tiger Woods_R2

第2ラウンドは4バーディ、1ボギーの68で3ストローク伸ばして、首位と2打差の4アンダーで2位タイに浮上しました。

フェアウェイキープ率が53.85%(7/13)から61.54%(8/13)、パーオン率が50.00% (9/18)から61.11% (11/18)と、いずれも上昇したためプレー全体に安定感が増しました。

スタッツは以下の表のとおりとなっています。

スタッツ Round 1 Round 2 Total Rank
ティショットの貢献度 -0.197 0.669 0.472 T34
アプローチショットの貢献度 1.381 1.538 2.919 20
ショートゲームの貢献度 1.754 0.424 2.177 13
パッティングの貢献度 -0.077 1.657 1.580 26
ショット全体の貢献度 2.938 2.630 5.568 4
フィールド平均との差 2.861 4.287 7.148 T2
フェアウェイキープ率 53.85% (7/13) 61.54% (8/13) 57.69% (15/26) T28
ドライビングディスタンス 276.1 307.1 291.6 44
ロンゲストドライブ 321 342 342 T20
サンドセーブ率 — (0/2) 100.00% (2/2) 50.00% (2/4) T44
スクランブリング 55.56% 85.71% 68.75% T37
パーオン率 50.00% (9/18) 61.11% (11/18) 55.56% (20/36) T35
パーオン時の平均パット 1.444 1.636 1.55 2

初日はマイナスだったティショットは大きく曲げることが減り、フェアウェイキープできる回数が増えたため、ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(ティショットの貢献度)は-0.197から0.669に改善しています。

グリーンへのアプローチショットはパーオン率が上がり、12番と13番ではいずれも1.8mのバーディチャンスをつくるなど、精度の高いものが多くありました。そのためストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(アプローチショットの貢献度)は1.381から1.538に上昇しています。

ショートゲームに関しては最終ホールとなった9番で寄せきれなかったり、7番で3.5mのパーパットを残してしったりするなどピンチを迎えるシーンもあったため、大きなプラスとはなりませんでした。それでもストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(ショートゲームの貢献度)は0.424とプラスになっています。

ショートゲームで数字が落ちた分が大きかったため、ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(ショット全体の貢献度)は2.938から2.630に落ちましたが、十分に良い数字を残しました。

今日、大きかったのは初日は今一歩だったパッティングが安定していたことです。もったいなかったのは最終9番で1.8mを外したことくらいで、他にはマイナスとなるようなパッティングはありませんでした。
その上2番で3.6mのバーディパット、7番で3.5mのパーパットを沈めるなどしたため、ストロークスゲインド・パッティング(パットの貢献度)は1.657と大きくプラスになりました。

スタッツにおいてショットとパットが噛み合ったのは復帰後初めてで、その結果フィールド平均を大きく上回り、首位との差を縮め2位タイに浮上することになりました。

同組のヘンリク・ステンソン、ジョーダン・スピースはともに予選落ちしましたが、ジャスティン・ローズ、ポール・ケーシー、ブラント・スネデカーなどの実力者が上位に残っているため、まだ優勝争いの構図は見えて生きていません。ただ、優勝しても不思議ではないほど、プレー全体の質が高まっていることが数字でも顕著に現れているため、楽しみな決勝ラウンドとなりそうです。

第3ラウンドはブラント・スネデカーとの組み合わせで3月10日午後1時45分(日本時間3月11日午前2時45分)に1番ホールからスタート予定となっています。

ROUND3:4ストローク伸ばし1打差の2位で最終日へ

第3ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Valspar2018_Tiger Woods_R3

今日は5バーディ、1ボギーで4ストローク伸ばして8アンダーとし、首位のコリー・コナーズと1打差の2位タイでプレーを終えました。

出だしの1番パー5では3オンで2.6mのバーディチャンスを作りましたが、これを決めきれずパースタートとなります。

3番パー4で6.4mを決めてバーディを先行させ、5番パー5では2オンこそならなかったもののグリーン近くのラフマで運び、そこから55cmによせて2つ目のバーディを奪い6アンダーとします。

その後はスコアが動きませんでしたが、9番パー4ではティショット、セカンドともにラフにつかまりますが、3打目をラフからねじ込むチップインバーディを奪い7アンダーまで伸ばしハーフターンします。

さらに折り返してすぐの10番パー4では6.8mのバーディパットをねじ込み8アンダーとして首位に肉薄します。

しかし、11番パー5で2.1m、12番パー4で2.5mのバーディパットを続けて外してしまい、流れが途切れてしまい、13番パー3でティショットを左に大きく曲げピンチを迎えることになります。

バンカーを越えで、奥行きのないグリーンに落ちてからは池に向かう下り傾斜があるという難しいセカンドは、うまく打ったものの10センチから15センチ距離が足りずバンカーにつかまります。ただ、そこからは80cmに寄せてボギーにとどめました。

バウンスバックしたい14番パー5では326ヤードのビッグドライブでフェアウェイを捉え、残り235ヤードのセカンドでは手前のグリーンエッジぎりぎりのところではありましたが2オンに成功します。
15m弱のイーグルパットは決まらなかったものの、カップをかすめる素晴らしいファーストパットでしっかりと寄せてバーディを奪いバウンスバックに成功し、8アンダーにスコアを戻します。

その後はパーオンはしたものの、難易度の高いホールが続くこともあり、バーディを奪うことはできませんでしたが、無難にスネークピットを乗り切り、首位と1打差につけて最終日を迎えることになりました。

スタッツは以下の表のとおりとなっています。

スタッツ Round 1 Round 2 Round 3 Total Rank
ティショットの貢献度 -0.197 0.669 0.233 0.705 35
アプローチショットの貢献度 1.381 1.538 1.394 4.313 10
ショートゲームの貢献度 1.754 0.424 1.790 3.967 3
パッティングの貢献度 -0.077 1.657 0.263 1.843 26
ショット全体の貢献度 2.938 2.63 3.416 8.984 2
フィールド平均との差 2.861 4.287 3.679 10.827 T2
フェアウェイキープ率 53.85%(7/13) 61.54%(8/13) 61.54%(8/13) 58.97%(23/39) T22
ドライビングディスタンス 276.1 307.1 295.9 293 T43
ロンゲストドライブ 321 342 327 342 T25
サンドセーブ率 –(0/2) 100.00%(2/2) 50.00%(1/2) 50.00%(3/6) T43
スクランブリング 55.56% 85.71% 75.00% 70.00% T30
パーオン率 50.00%(9/18) 61.11%(11/18) 77.78%(14/18) 62.96%(34/54) T20
パーオン時の平均パット 1.444 1.636 1.786 1.647 7

3日目にスコアを伸ばす原動力となったのがアイアンショットとショートーゲムで、ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(アプローチショットの貢献度)は1.394、チップインバーディのあったストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(ショートゲームの貢献度)は1.790と大きくプラスになっています。

惜しまれるのはパッティングで3番で6.4m、10番で6.8mを決めましたが、1番で2.6m、11番で2.1m、12番で2.5mを外したことでした。

9番でチップイン、10番で6.8mを決めて連続バーディという流れだったため、11番と12番を仕留めていれば、そのまま抜け出していた可能性はありました。

ただ、まだ余力を残してのが1打差の2位タイでの最終日となりますので、否が応でも期待が高まることになります。

優勝争いのさなかにいるタイガー・ウッズを久々に見ることができますので、最終日は大きな盛り上がりを見せることは確実です。

また先週のフィル・ミケルソンに続いて、タイガー・ウッズが優勝すれば、新旧のスターが出揃ってのマスターズとなるため、こちらもより盛り上がることは間違いありません。

様々な意味で楽しみなバルスパーチャンピオンシップ2018の最終ラウンドです。

最終ラウンドもブラント・スネデカーとの組み合わせで、3月11日午後1時50分(日本時間3月12日午前2時50分)にスタート予定となっています。

Round4:1打及ばずの2位タイでのフィニッシュに

最終ラウンドのタイガー・ウッズのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Valspar2018_Tiger Woods_R4

最終日は2バーディ、1ボギーの70でプレーを終えて通算9アンダーとしたものの、首位のポール・ケーシーには1打及ばずパトリック・リードと並んで2位タイでのフィニッシュとなりました。

出だしの1番パー5では2オンに成功し、幸先よくバーディを奪って9アンダーとし、首位と1打差に迫ります。

しかし、4番パー3ではティショットをグリーンエッジの残り14mにつけたもののファーストパットがオーバーし、返しの1.4mを外してしまいボギーで8アンダーに後退します。

この後は大きなピンチはなく、チャンスが続くものの決めきれない展開となります。

5番パー5で3.8m、6番パー4は2.9m、7番パー4は4.2m、8番は2.8mとチャンスにつけ続けますが決めることができません。

折り返した後も、その流れはかわることができず13番で4.9m、14番で2.9mを外し、トップとの差を縮めることができません。

2打差で迎えた17番パー3ではバーディがなければ優勝は難しくなる状況だったのですが、ティショットはグリーンを捉えはしたものの、13.3mの長い下りのバーディパットとなってしまいます。
距離的にはツアー平均で3%という成功率で、ラインも簡単なものではなかったのですが、これをねじ込んで首位と1打差で最終ホールを迎えます。

18番パー4ではティショットでフェアウェイをキープし、残り185ヤードのセカンドショットはグリーンを捉えたものの12m弱のロングパットが残ります。
入れればポール・ケーシーとのプレーオフとなるバーディパットはショートして決まらずパーに終わり、1打差の2位タイでのフィニッシュとなりました。

最終ラウンドはチャンスは多くあったのですが、パッティングでやや停滞したことで優勝には惜しくも手が届きませんでした。

スタッツは以下の表のとおりとなっています。

スタッツ Round 1 Round 2 Round 3 Round 4 Total Rank
ティショットの貢献度 -0.197 0.669 0.233 1.184 1.889 T17
アプローチショットの貢献度 1.381 1.538 1.394 0.653 4.966 3
ショートゲームの貢献度 1.754 0.424 1.790 0.135 4.103 T55
パッティングの貢献度 -0.077 1.657 0.263 -0.947 0.895 T13
ショット全体の貢献度 2.938 2.63 3.416 1.973 10.957 T1
フィールド平均との差 2.861 4.287 3.679 1.026 11.853 T1
フェアウェイキープ率 53.85% 61.54% 61.54% 61.54% 59.62% (31/52) 35
ドライビングディスタンス 276.1 307.1 295.9 305.8 296.2 10
ロンゲストドライブ 321 342 327 327 342 3
サンドセーブ率 100.00% 50.00% 42.86% 26
スクランブリング 55.56% 85.71% 75.00% 75.00% 70.83% 2
パーオン率 50.00% 61.11% 77.78% 77.78% 66.67% T2
パーオン時の平均パット 1.444 1.636 1.786 1.929 1.729 T22

フェアウェイキープ率は61.54% (8/13)と3日目と同じ数字だったのですが、外してもファーストカットにとどまるなど、大きく曲げることがほぼありませんでした。そのためストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(ティショットの貢献度)は1.184と大きくプラスになりました。

しかし、アイアンショットはパーオン率が77.78% (14/18)と安定していたものの、ショットで2.5m以内にバーディチャンスにつけることはできず、長い距離のバーディパットが多くなりました。それが影響しストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(アプローチショットの貢献度)は0.653を悪くはないものの、スコアを伸ばすには物足りない数字となりました。

グリーン周りに関しては安定はしていたものの、パー5で楽にバーディを奪える距離に寄せきれなかったり、微妙な距離のパーパットを残すこともあったため、ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(ショートゲームの貢献度)は0.135と大きなプラスとはなりませんでした。

ただ、最終日に一番に問題となったのはパッティングでした。

17番でロングパットを決める意地を見せたものの4番で1.4mのパーパットを外し、5番で3.8m、6番で2.9m、7番で4.2m、8番で2.8mとバーディパットが決まりませんでした。
酷かったわけではありませんが、このうちの一つが決まっていればプレーオフ、2つ決まっていれば優勝となっていましたので、パッティングの出来がイマイチだったことが惜敗となった大きな原因となりました。

ストロークスゲインド・パッティング(パットの貢献度)は-0.947と、フィールド平均を1打近く下回っていますので、数字もそのことを反映しています。

4日間全体ではストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(ショット全体の貢献度)は10.957で3位と優勝するのに十分な数字でした。しかし、ストロークスゲインド・パッティング(パットの貢献度)は0.895と39位と予選通過した選手の中では中位にとどまるものとなっています。

最終日だけでなく、4日間全体でもパッティングの出来が課題となったバルスパーチャンピオンシップ2018でした。

しかし、確実に優勝の瞬間が訪れることを感じさせる4日間であったことは間違いありません。この前のホンダクラシックでも良いステップを踏んでいますので、得意とするベイヒルで行われるアーノルド・パーマー・インビテーショナルでの復活に期待がかかります。

15日かのアーノルド・パーマー・インビテーショナルでのプレーは、より大きな注目を集めることが確実です。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする